ボムポットとは?ダブルボード・ククルチまで徹底解説
キャッシュゲームで人気のボムポットを解説。基本ルールからダブルボードボムポット、PLOボムポット、ククルチ(ポットベットorフォールド型)まで、派生ルールもまとめて紹介します。
ボムポットとは?プリフロップをスキップする特殊ハンド
ボムポット(Bomb Pot) とは、キャッシュゲームで行われる特殊なハンドの形式です。テーブル全員が決められた参加費(2〜5BBが一般的)をポットに入れ、プリフロップのアクションを全てスキップしてフロップから始めます。
通常のハンドでは、プリフロップでフォールドするプレイヤーが多く、フロップを見るのは2〜3人程度です。しかしボムポットでは全員がフロップを見るため、ポットが大きくなりやすく、予想外の展開が生まれます。
📝 ボムポットはもともとプレイヤー同士の合意で行う「お楽しみハンド」ですが、最近では公式に採用しているポーカールームもあります。ボタンが1周するごとやディーラーチェンジごとなど、頻度を決めて実施するのが一般的です。参加を辞退できるかどうかはルームによって異なります。
ボムポットの基本ルールと遊び方
ボムポットの進め方はシンプルです。
1. 参加費を出す
テーブル全員が、あらかじめ決められた金額(2〜5BBが一般的)をポットに入れます。この金額はテーブルの合意で決まります。多くの場合、この参加費がブラインドの代わりとなり、通常のブラインドは発生しません(ルームによって異なります)。
2. カードを配り、フロップを開く
全員にホールカードが配られた後、プリフロップのアクションは一切行いません。そのままフロップ(3枚のコミュニティカード)がめくられます。
3. フロップ以降は通常通り
フロップが開いた後は、通常のテキサスホールデムと同じようにアクションが進みます。スモールブラインドの位置から時計回りにアクションが始まり、チェック・ベット・レイズ・フォールドなど通常の選択肢があります。ターン、リバーも同様です。
💡 ボムポットでは全員がフロップを見るため、マルチウェイ(多人数参加)のポットになります。通常のヘッズアップやスリーウェイとは異なり、強いハンドが必要になる場面が多くなります。
ダブルボードボムポット — 2つのボードで同時進行
ダブルボードボムポットは、ボムポットの中でも特に人気の高い派生ルールです。
通常のボムポットと同じく全員が参加費を出してプリフロップをスキップしますが、フロップで2つのボード(コミュニティカード)が同時に展開されます。ターン、リバーもそれぞれのボードに1枚ずつカードが追加されます。
ショーダウンではポットが2つに分割され、各ボードの勝者がポットの半分ずつを獲得します。もし同じプレイヤーが両方のボードで勝てば、ポット全額を獲得(スクープ)できます。
ダブルボードのイメージ
| 項目 | 通常のボムポット | ダブルボードボムポット |
|---|---|---|
| ボードの数 | 1つ | 2つ |
| ポットの分配 | 勝者が全額 | 各ボード勝者に半分ずつ |
| スクープ | - | 両ボード勝利で全額獲得 |
PLOボムポット — 4枚のホールカードで大アクション
PLOボムポットは、ホールカードが2枚ではなく4枚配られるバリエーションです。ハンドの作り方はPLO(ポットリミットオマハ)のルールに従い、ホールカードからちょうど2枚、ボードからちょうど3枚を使って役を作ります。
PLOボムポットはダブルボードと組み合わせて行われることが多く、「ダブルボードPLOボムポット」はアメリカのポーカールームで非常に人気があります。4枚のホールカードと2つのボードが組み合わさることで、大きな役が完成しやすくなり、アクションが激しくなります。
ククルチ — フロップで疑似オールイン
ククルチは、ボムポットの中でも最もギャンブル性が高い派生ルールです。
基本的な流れはボムポットと同じですが、フロップが開いた後にできるアクションはポットベットかフォールドの2つだけです。ポットベットに対してはコールのみで、レイズはできません。
ターンとリバーはベッティングなしで自動的にめくられます。つまりフロップの時点で「勝負するかしないか」を決め、あとは結果を見届けるだけです。スタックを固定(例: 10BBなど)して遊ぶバリエーションもあります。
📝 ククルチという名前の由来は不明です。2023年頃からラスベガスのキャッシュゲームで流行しました。日本ではポーカープレイヤーの世界のヨコサワ(横澤真人)がSNSで紹介したことで知られるようになりました。
ボムポットが人気の理由
ボムポットが人気を集めている理由はいくつかあります。
アクションが増えてテーブルが盛り上がる
全員がフロップを見るため、通常のハンドよりも大きなポットが生まれやすくなります。キャッシュゲームのテーブルが落ち着いた雰囲気になった時に、場を盛り上げる効果があります。
スキル差が縮まりカジュアルに楽しめる
プリフロップをスキップするため、通常のポーカーで重要なハンドセレクション(参加するハンドの選択)が無くなります。全員が同じ条件でフロップを見ることになり、プリフロップのスキル差が解消されます。
ただしフロップ以降はポジションやハンドの強さが通常通り重要です。
テーブル全員で参加するイベント感
ボムポットはテーブル全員で参加するイベントです。通常の個人戦とは異なる雰囲気が生まれ、テーブルメイトとのコミュニケーションが活発になります。
💡 ボムポットは楽しい反面、参加費が積み重なるとバンクロールに影響します。参加費の設定やボムポットの頻度は、テーブル全員が納得するラインで決めましょう。参加したくない場合は、ディーラーボタンが一周する前に席を立つのもマナーとして認められています。
まとめ
🎯 この記事のポイント
- ボムポットはキャッシュゲームで行われる特殊ハンド。全員が参加費を出し、プリフロップをスキップしてフロップから開始する
- フロップ以降は通常通りプレイし、SBの位置からアクションが始まる
- ダブルボードボムポットは2つのボードを同時展開し、ポットを各ボードの勝者で分割する
- PLOボムポットは4枚のホールカードで行い、ダブルボードとの組み合わせが特に人気
- ククルチはフロップ後にポットベットかフォールドのみ。ターン・リバーは自動でめくられる
- ボムポットはアクション重視のカジュアルな楽しみ方として、世界中のキャッシュゲームで定着している
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