ポーカー 役の確率|全役の出現率とドロー完成率まとめ
テキサスホールデムの10種類の役の出現確率をフロップ・ターン・リバー別に掲載。ドロー完成率やバックドアの確率、ハンド別の強くなる確率もまとめています。
この記事は「ポーカーの確率」シリーズの詳細ページです。役の確率に特化して解説します。
テキサスホールデムの役一覧と確率表
テキサスホールデムでは、手札2枚とボード5枚の合計7枚から最強の5枚を選んで役を作ります。以下は、各ストリートまでに役が完成する確率です。
| 役 | フロップまで | ターンまで | リバーまで |
|---|---|---|---|
| ロイヤルフラッシュ | 0.0008% | 0.0017% | 0.0032% |
| ストレートフラッシュ | 0.005% | 0.014% | 0.028% |
| フォーカード | 0.02% | 0.07% | 0.17% |
| フルハウス | 0.09% | 0.82% | 2.60% |
| フラッシュ | 0.20% | 1.07% | 3.03% |
| ストレート | 0.39% | 1.73% | 4.62% |
| スリーカード | 2.11% | 3.40% | 4.83% |
| ツーペア | 4.75% | 12.5% | 23.5% |
| ワンペア | 42.3% | 43.8% | 43.8% |
| ハイカード | 50.1% | 36.6% | 17.4% |
この表は任意のランダムなハンドでの確率です。特定のハンド(ポケットペアやスーテッドなど)を持っている場合は確率が変わります。ハンド別の確率は記事後半の「プリフロップのハンドが強くなる確率」で解説しています。
ストリートが進むほど強い役ができやすくなります。フロップ時点ではハイカードが50%ですが、リバーまで見ると17%まで下がります。
ドロー完成率
ドロー(あと1〜2枚で完成する未完成の手)が完成する確率は、コールするかフォールドするかの判断材料になります。アウツ(完成に必要なカードの残り枚数)ごとの完成率は以下の通りです。
| ドロー | アウツ | ×4% | 実際 | ×2% | 実際 |
|---|---|---|---|---|---|
| クワッズドロー | 1 | 4% | 4.3% | 2% | 2.1% |
| セットドロー | 2 | 8% | 8.4% | 4% | 4.3% |
| ワンオーバーカード | 3 | 12% | 12.5% | 6% | 6.4% |
| ガットショット | 4 | 16% | 16.5% | 8% | 8.5% |
| ツーオーバーカード | 6 | 24% | 24.1% | 12% | 12.8% |
| OESD | 8 | 32% | 31.5% | 16% | 17.0% |
| フラッシュドロー | 9 | 36% | 35.0% | 18% | 19.1% |
| OESD+フラッシュドロー | 15 | 60% | 54.1% | 30% | 31.9% |
「×4%」はターン+リバーの2回分、「×2%」はリバーのみ1回分の概算です。2×4の法則と呼ばれ、暗算でドロー完成率を素早く見積もれます。
アウツの数え方やドローの種類について詳しくはアウツの数え方をご覧ください。
実戦で知っておきたい役の確率
上の一覧表の中から、特に実戦で知っておくと判断に役立つポイントを補足します。
スリーカード(セットとトリップス)
スリーカードには2つの形があり、実戦での扱いが大きく異なります。
| 形 | 説明 | フロップ | リバーまで |
|---|---|---|---|
| セット | ポケットペア+ボード1枚 | 11.8% | 19.2% |
| トリップス | 手札1枚+ボード2枚 | 1.4% | 4.7% |
セットはポケットペアからボードの1枚と合わせて作る形で、相手から見えにくいため大きく稼げます。一方、トリップスはボードにペアが出ている形なので、相手にも見えやすく注意が必要です。
ツーペアの2つのパターン
ツーペアには2つのでき方があり、それぞれ確率と強さが異なります。
| パターン | 例(AK保持時) | フロップ | リバーまで |
|---|---|---|---|
| 手札2枚がどちらもヒット | ボードにA・K・7 | 2.0% | 5.6% |
| 手札1枚ヒット+ボードペア | ボードにA・7・7 | 2.0% | 14.0% |
| 合計 | 4.0% | 23.0% |
手札2枚ヒットのツーペアは強い手になりやすいですが、フロップでもリバーでも確率は低めです。一方、ボードペア絡みのツーペアはリバーまでに14%と頻度が高いものの、相手もボードのペアを使える点に注意が必要です。
バックドアの確率
バックドアとは、ターンとリバーの2枚で連続して必要なカードを引き、役を完成させることです。
| バックドア | 確率 |
|---|---|
| バックドアフラッシュ(あと2枚必要) | 約4.2% |
| バックドアストレート(あと2枚必要) | 約1.5% |
| フルハウス(ワンペアから) | 約1.0% |
バックドアは確率が非常に低いため、これだけに頼ってコールするのは基本的に推奨されません。ただし、ポットオッズ(コールに必要な金額とポットの比率)が非常に良い場合や、他のドローと組み合わさっている場合は例外です。
プリフロップのハンドが強くなる確率
配られたハンドが、フロップやリバーまでにどのくらいの確率で強くなるか?ハンドの種類別にまとめました。
ポケットペアの場合
| 状況 | 確率 |
|---|---|
| フロップでセットになる | 11.8% |
| リバーまでにセットになる | 19.2% |
ポケットペアはフロップで約8.5回に1回セットになります。リバーまで見れば約5回に1回です。
ポケットペアでないハンドの場合
| 状況 | 確率 |
|---|---|
| フロップで自分のカードがボードにヒットする | 32.4% |
| リバーまでに自分のカードがボードにヒットする | 48.7% |
ポケットペアでないハンドでは、フロップで約3回に1回自分のカードがヒットします。リバーまで見れば約半分です。
Aハイ(AX)の場合
| 状況 | 確率 |
|---|---|
| フロップでAがヒットする | 17.2% |
| リバーまでにAがヒットする | 27.6% |
Aを持っていても、フロップでAが落ちるのは約6回に1回です。
スーテッドハンドの場合
| 状況 | 確率 |
|---|---|
| フロップでフラッシュ or フラッシュドローになる | 11.8% |
スーテッドハンドは約8.5回に1回、フロップでフラッシュ関連の手になります。
スーテッドコネクターの場合
| 状況 | 確率 |
|---|---|
| フロップでフラッシュ・FD・ストレート・SDのいずれかになる | 36.4% |
スーテッドコネクター(同スート+連続した数字の手札)は、約3回に1回はフロップで何かしらのドローや役に絡みます。スーテッドコネクターに「夢がある」と言われる理由です。
初心者のうちにこれらの感覚を身につけておくと、自分のハンドの強さを適切に判断できるようになります。
まとめ
確率を知ることは、ポーカーで「なんとなく」を減らす第一歩です。
- コールかフォールドかの判断材料になる: フラッシュドローの完成率35%がわかれば、ポットオッズと比較して損得を計算できる
- 過度な期待や悲観を避けられる: フロップでヒットするのは3回に1回。外れても「普通のこと」と受け止められる
- ハンドの種類ごとの強みがわかる: スーテッドコネクターが3回に1回何かに絡むと知っていれば、参加するかの判断が変わる
- 相手の手を読むヒントになる: ツーペアの大半がボードペア絡みだと知っていれば、ペアボードでの相手のアクションを読みやすくなる
確率は覚えるためではなく、判断のために使うものです。この確率の使い方を学ぶには、以下のガイドをご覧ください。
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