シースタSeeker Start

ポーカー 役の確率|全役の出現率とドロー完成率まとめ

テキサスホールデムの10種類の役の出現確率をフロップ・ターン・リバー別に掲載。ドロー完成率やバックドアの確率、ハンド別の強くなる確率もまとめています。

ポーカー 役の確率|全役の出現率とドロー完成率

この記事は「ポーカーの確率」シリーズの詳細ページです。役の確率に特化して解説します。

ポーカーの確率 完全ガイド|テキサスホールデムの確率表・一覧
役・ハンド・ボードの確率を3カテゴリでまとめたハブページ。
📖 12分 ★☆☆☆☆
ポーカー スターティングハンドの確率|配布確率と勝率表
1,326通りのハンド分類とカテゴリ別の確率、プレイヤー人数別勝率表を掲載。
📖 12分 ★★☆☆☆
ポーカーのボード確率一覧|フロップのテクスチャ別出現率まとめ
モノトーン・レインボー・ペアボード等の出現率と、特定カードが落ちる確率を解説。
📖 10分 ★★☆☆☆

テキサスホールデムの役一覧と確率表

テキサスホールデムでは、手札2枚とボード5枚の合計7枚から最強の5枚を選んで役を作ります。以下は、各ストリートまでに役が完成する確率です。

フロップまでターンまでリバーまで
ロイヤルフラッシュ0.0008%0.0017%0.0032%
ストレートフラッシュ0.005%0.014%0.028%
フォーカード0.02%0.07%0.17%
フルハウス0.09%0.82%2.60%
フラッシュ0.20%1.07%3.03%
ストレート0.39%1.73%4.62%
スリーカード2.11%3.40%4.83%
ツーペア4.75%12.5%23.5%
ワンペア42.3%43.8%43.8%
ハイカード50.1%36.6%17.4%

この表は任意のランダムなハンドでの確率です。特定のハンド(ポケットペアやスーテッドなど)を持っている場合は確率が変わります。ハンド別の確率は記事後半の「プリフロップのハンドが強くなる確率」で解説しています。

ストリートが進むほど強い役ができやすくなります。フロップ時点ではハイカードが50%ですが、リバーまで見ると17%まで下がります。


ドロー完成率

ドロー(あと1〜2枚で完成する未完成の手)が完成する確率は、コールするかフォールドするかの判断材料になります。アウツ(完成に必要なカードの残り枚数)ごとの完成率は以下の通りです。

ドローアウツ×4%実際×2%実際
クワッズドロー14%4.3%2%2.1%
セットドロー28%8.4%4%4.3%
ワンオーバーカード312%12.5%6%6.4%
ガットショット416%16.5%8%8.5%
ツーオーバーカード624%24.1%12%12.8%
OESD832%31.5%16%17.0%
フラッシュドロー936%35.0%18%19.1%
OESD+フラッシュドロー1560%54.1%30%31.9%

「×4%」はターン+リバーの2回分、「×2%」はリバーのみ1回分の概算です。2×4の法則と呼ばれ、暗算でドロー完成率を素早く見積もれます。

アウツの数え方やドローの種類について詳しくはアウツの数え方をご覧ください。


実戦で知っておきたい役の確率

上の一覧表の中から、特に実戦で知っておくと判断に役立つポイントを補足します。

スリーカード(セットとトリップス)

スリーカードには2つの形があり、実戦での扱いが大きく異なります。

説明フロップリバーまで
セットポケットペア+ボード1枚11.8%19.2%
トリップス手札1枚+ボード2枚1.4%4.7%

セットはポケットペアからボードの1枚と合わせて作る形で、相手から見えにくいため大きく稼げます。一方、トリップスはボードにペアが出ている形なので、相手にも見えやすく注意が必要です。

ツーペアの2つのパターン

ツーペアには2つのでき方があり、それぞれ確率と強さが異なります。

パターン例(AK保持時)フロップリバーまで
手札2枚がどちらもヒットボードにA・K・72.0%5.6%
手札1枚ヒット+ボードペアボードにA・7・72.0%14.0%
合計4.0%23.0%

手札2枚ヒットのツーペアは強い手になりやすいですが、フロップでもリバーでも確率は低めです。一方、ボードペア絡みのツーペアはリバーまでに14%と頻度が高いものの、相手もボードのペアを使える点に注意が必要です。


バックドアの確率

バックドアとは、ターンとリバーの2枚で連続して必要なカードを引き、役を完成させることです。

バックドア確率
バックドアフラッシュ(あと2枚必要)約4.2%
バックドアストレート(あと2枚必要)約1.5%
フルハウス(ワンペアから)約1.0%

バックドアは確率が非常に低いため、これだけに頼ってコールするのは基本的に推奨されません。ただし、ポットオッズ(コールに必要な金額とポットの比率)が非常に良い場合や、他のドローと組み合わさっている場合は例外です。


プリフロップのハンドが強くなる確率

配られたハンドが、フロップやリバーまでにどのくらいの確率で強くなるか?ハンドの種類別にまとめました。

ポケットペアの場合

状況確率
フロップでセットになる11.8%
リバーまでにセットになる19.2%

ポケットペアはフロップで約8.5回に1回セットになります。リバーまで見れば約5回に1回です。

ポケットペアでないハンドの場合

状況確率
フロップで自分のカードがボードにヒットする32.4%
リバーまでに自分のカードがボードにヒットする48.7%

ポケットペアでないハンドでは、フロップで約3回に1回自分のカードがヒットします。リバーまで見れば約半分です。

Aハイ(AX)の場合

状況確率
フロップでAがヒットする17.2%
リバーまでにAがヒットする27.6%

Aを持っていても、フロップでAが落ちるのは約6回に1回です。

スーテッドハンドの場合

状況確率
フロップでフラッシュ or フラッシュドローになる11.8%

スーテッドハンドは約8.5回に1回、フロップでフラッシュ関連の手になります。

スーテッドコネクターの場合

状況確率
フロップでフラッシュ・FD・ストレート・SDのいずれかになる36.4%

スーテッドコネクター(同スート+連続した数字の手札)は、約3回に1回はフロップで何かしらのドローや役に絡みます。スーテッドコネクターに「夢がある」と言われる理由です。

初心者のうちにこれらの感覚を身につけておくと、自分のハンドの強さを適切に判断できるようになります。


まとめ

確率を知ることは、ポーカーで「なんとなく」を減らす第一歩です。

  • コールかフォールドかの判断材料になる: フラッシュドローの完成率35%がわかれば、ポットオッズと比較して損得を計算できる
  • 過度な期待や悲観を避けられる: フロップでヒットするのは3回に1回。外れても「普通のこと」と受け止められる
  • ハンドの種類ごとの強みがわかる: スーテッドコネクターが3回に1回何かに絡むと知っていれば、参加するかの判断が変わる
  • 相手の手を読むヒントになる: ツーペアの大半がボードペア絡みだと知っていれば、ペアボードでの相手のアクションを読みやすくなる

確率は覚えるためではなく、判断のために使うものです。この確率の使い方を学ぶには、以下のガイドをご覧ください。

ポーカーの計算
ポーカーの計算まとめ|8つの数式をマスターしよう
アウツ計算・ポットオッズ・α・MDFなど8つの計算式を1ページで解説。
📖 15分 ★★☆☆☆
🔖

この記事が参考になったら

ブックマークしていつでも見返せるようにしましょう!
Ctrl+D(Macは+D)で追加できます。

この記事に誤りや不明点があれば、お気軽にご連絡ください。

✉️ 運営に連絡する